味噌かんぷらは福島のどこの料理?由来や作り方は?
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「味噌かんぷら」ってどんな食べ物か知っていますか?
味噌かんぷらは福島の郷土料理でじゃがいもを甘味噌だれでからめたみんなが大好きな料理なんです。
一目見て「これは絶対にうまい!」と直感的に思う人もきっとおおいはずです。
おかずにもなり、おやつにもなり、1度食べたらまた食べたくなってしまう味噌かんぷらの由来や作り方をご紹介します。
味噌かんぷらは福島のどこの料理?
味噌かんぷらは福島県の郷土料理です。
福島県の中でも郡山市、東白川郡矢祭町、塙町などで食べられている家庭料理なんです。
「かんぷら」とは福島の方言で「ばれいしょ」のことを指しています。
何でかんぷらと呼ばれるようになったかというと、オランダ語でばれいしょのことを「アールダップル」と言うのですが、それが「あっぷら」になり、「かんぷら」へと変わっていったといわれています。
昼寝したから元気いっぱい😆
— 佳代♪ (@lapislazuli2185) March 15, 2022
お婆感溢れるラインナップ。
味噌かんぷら、茎立のワサビ漬け、
鯛の刺身。おわり。 pic.twitter.com/ackLl5mRzl
ちなみに「ばれいしょ(馬鈴薯」とはじゃがいもの別名であり、馬の首につける鈴に似ていたことから名づけられたそうです。
ばれいしょは1年中栽培され、全国の主要品種はメークインや男爵などがあります。
福島県内では郡山市、いわき市、南相馬市などがばれいしょの産地になります。
味噌かんぷらの作り方
味噌かんぷらは小さめのころころとしたじゃがいもを味噌で味付けした料理になります。
ごはんのおかずにもなれば、おやつ代わりにもなり、子どもから大人までみんなが好きな味です。
【材料】2~3人分
・新じゃがいも10個
(甘味噌だれ)
・味噌 大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・水 大さじ4
・油 大さじ3
【作り方】
①皮つきのじゃがいもをよく水洗いします。
②ラップをして電子レンジで加熱するか、鍋でゆでて柔らかくします。
③フライパンに油を入れて、水気を拭いたじゃがいもを入れます。
ときどき転がしながら皮全体がこんがりと焼けるまで揚げ焼きをします。
④焼けたじゃがいもをお皿に取り出し、フライパンの油を拭き取ります。
そこへ甘味噌だれを入れて弱火でとろみがつくまで煮詰め、じゃがいもを戻します。
⑤たれをからめたら完成です。
じゃがいもは最初から油でじっくりと揚げてもよいのですが、油の量を控えめで作りたいときは電子レンジで柔らかくしておいた方が少量で済みます。
また、甘味噌だれを加熱するときは焦げやすいので注意してくださいね。
福島の郷土料理の味噌かんぷらが美味しくてじゃがいも一瞬でなくなった…
— みゆゆ (@miyuyu239) March 15, 2022
あんなにあったのにどこいったの? pic.twitter.com/Q57MoMcMFp
たくさん作ってもあっという間になくなりそうですね。
日持ちは翌日までは大丈夫ですが、アツアツのうちに食べきっちゃったほうがおいしく食べられますね。
味噌×じゃがいもレシピ
味噌×じゃがいもの組み合わせって相性がいいですし、日本人の口にもよく合いますよね。
味噌かんぷら以外にもどんなレシピがあるのかご紹介します。
【豚じゃが味噌炒め】2人分
①皮つきのじゃがいもを電子レンジで加熱し、一口大に切る。
②豚小間切れ肉に酒と片栗粉で下味をつける。
③フライパンで肉を炒め、さらにじゃがいも入れて炒める。
④あらかじめ混ぜておいた味噌・酒・みりん各小2、砂糖小4をフライパンにいれてよくからめる。
豚肉とじゃがいも、甘味噌だれがよく合って、ごはんがすすむ料理です。
生姜やしょうゆを少し加えてもおいしくなりますよ。
【じゃがいも味噌グラタン】
①皮をむいたじゃがいもを輪切りにして、電子レンジで加熱し柔らかくます。
②耐熱皿にじゃがいもを並べて、みそを上から塗り、ピザ用チーズとパン粉をのせます。
③オーブントースターでチーズに焼き色がついたら完成です。
じゃがいもと味噌、チーズがあれば簡単にできる料理です。
【じゃがいもの味噌マヨあえ】2人分
①皮をむいたじゃがいも2個を電子レンジで加熱したら、少しつぶしておく。
②砂糖小1、味噌大1/2、マヨネーズ大1と1/2をあわせたら完成です。
じゃがいも以外にも味噌と合いそうな他の具材をいれてもOKです。
いつも食べているポテトサラダの代わりにすると一味違って変わりばえしますね。
まとめ
味噌かんぷらは福島の郷土料理で甘味噌だれがどこか懐かしくもたまらない一品です。
この味付けは子どもから大人まで好きな人も多いのではないでしょうか?
簡単に作れるので、ぜひ1度作ってみてくださいね。